看護学生さん、看護師の皆様日々の勤務お疲れ様です!
長々書くと、余計分からなくなるためまとめてみました!
カリウムとは?
細胞内に含まれる電解質
神経刺激の伝達・筋肉収縮・細胞内の浸透圧維持を行うよ!
低カリウム血症
血液検査でK値が3.5mEp以下の状態
【原因】
嘔吐・下痢・アルカローシス・カリウム摂取不足、腎機能障害
Kの排出や、取り込み不足が原因だね!
【症状】
嘔気・脱力・筋力低下・尿の濃縮力が低下・インスリン分泌低下・呼吸筋の麻痺・イレウス・QT時間延長(心臓の電気的収縮)→徐脈、めまい、失神を生じる
※インスリンは、ブドウ糖を細胞内に取り込む。
ブドウ糖を取り込む時、血中のKも細胞内に取り込まれる!!
K本来の働きができなくなっているね
【看護】
①心不全治療している患者は、利尿剤を使用していることがある
(低K血症が起きてないか、致死的不整脈が起きてないか注意)
②K含有量の多い食物を摂取する
※致死的不整脈:『心室頻拍』『心室細動』
高カリウム血症
血液検査でK値:5.5mEp以上の状態
【原因】
腎不全、Kの過剰摂取、降圧剤の投与、高血糖(血漿浸透圧が上昇し、Kが細胞外に流出)
偽性高K血症:強く手を握ったり、溶血するとK値が上昇するよ!
Kの排出ができない&Kの取りすぎ!!
【症状】
筋力低下、麻痺、心室細動、心停止、徐脈
もともと、細胞内のKは多く、細胞外は少ないよ!
この差で心臓を動かしているんだ
この差が小さいと、心臓の興奮が遅れるよ!
【看護】
①腎不全やACE阻害薬、K保持性利尿薬を使用中だと、高K血症のリスクが高い
⇒観察が重要
②生野菜や果物を制限する
※クラッシュ症候群
重いものにつぶされ圧迫→急に圧迫をとくと、Kが一気に血中にもれる
⇒心臓に近いところを圧迫、水分補給で対応
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