子供に勉強を教えても、話を聞いてくれない。
集中力が切れて、他のことをしてしまう。
こんなに教えているのに、理解しておらず点数アップにつながらない。
そんなことはありませんか?
この記事では、子供が自ら「頑張ってみようかな」と思えるような勉強の教え方をお話していきたいと思います。
私には6つ下の妹がいます。家は母子家庭であったため、妹に勉強を教えるのは私の役割でした。勉強の教え方一つ工夫することで、「勉強に対する意欲向上」「点数アップ」「わからないことを投げ出さない」このような改善が見られました。
結論としてまず
①とにかく褒める!
②1つずつ理解したか子供に確認!
③どこまで勉強を進めるか子供と決める!
~褒めて伸ばしましょう!~
厳しくして成長させようという考えもありますが、私の場合褒めることでモチベーションを上げ、勉強に対する意欲向上につなげます。
例えば、初めて入った仕事先で怒られながら教わってもなかなか頭に入らないし、「自分ってこんなにできないのか」と落ち込む人がいますよね?
親に勉強を教えてもらったら、怒られたからもう勉強なんかしたくない。
勉強なんかつまらない。テスト隠そう。
つまり、本人自身にやる気がなくては勉強を教えたところで実にならないということ。
まずは、出来たことに焦点を当てて褒めてあげてください!
~理解しているかの確認~
これは文章問題で使えます。
一文ずつ理解しているか確認せずに、先に進めてしまうと、結局わからないまま答えを迫られ、「わからない部分を増やしてしまう」ことになります。
例として…
リンゴが5つありました。
AちゃんとBちゃんで2個ずつ食べました。
残ったリンゴはいくつでしょう?
一緒に文を読み、図や絵をかいてもらいましょう。
リンゴを5つ書いてもらい、食べた分を消してもらってください。
(※「2個ずつ」というワードが理解できない場合は、そこを説明します)
(理解できない箇所は、その都度説明。「ここは~という意味だよ」)
最後に「つまり何個余ったかな?」と問いかけてみてください。
答えられなかったら、理解できない箇所があると思ってください。
どこが難しいと感じたか、よく分からないと思った点はどこか聞いてあげてください。
つまり、教える側はどんどん「わからない箇所をつぶしていく」作業をしていかなければならないのです!
~どこまで勉強するか決めましょう!~
勉強をするうえで大切なことは、ゴールを決めておくことです。
やっても、やっても終わらない…
途中から、「これもやってみよう!ここも進めちゃおう!」
これでは、もういや!つかれた!と意欲低下につながります。
大人だって終わりのないことをやらされるのは、苦痛ですよね?
それに、このあと友達と遊ぶ予定があったら?ゲームする予定があったら?
子供の「好きなことする時間」を尊重することも、勉強に対する意欲向上・勉強継続に繋がっていくのです。
【まとめ】
本日のまとめとして
①出来たことに焦点を当てる
②分からない点をつぶしてあげる
③勉強時間と自由時間をはっきりしておく
この3つに共通することは、子供本人自身のモチベーション向上に努めるということ!
私の妹はこれで
『点数アップ』
『教えてもらおうとする姿勢がでてきた』
『テストを隠さなくなった』
姉として嬉しい限りです(泣)
勉強を教えるのにこんなことやってたら終わらないよ!時間ないよ!
と思うかもしれませんが、勉強とは時間のかかるものです。
やっと一つの問題が解けた!と思う場面が多々あるかと思いますが、最初だけです。
慣れてくれば、「自分で調べてみよう」に変わっていきます。
正直、妹が自分で勉強するようになったときは寂しい気持ちになりました(笑)
時間をかけて教えた側も、教わった側も問題が解けたときの喜びはとんでもなくいいものですよ。
最後までこの記事を読んでくださりありがとうございます。
価格:1540円 |
コメント